事例紹介

事例1：新規工場計画

新規工場建設を検討するにあたり、お客様にてプロセス機器選定は進めていましたが、それ以外のことは進め方が分からず各機器メーカーに聞きながら手探りで進めている状態でした。

そこで、お客様と一緒に業務を進め、情報を整理していきました。

工場運用計画の具現化

年間生産数量の目標、材料調達候補先、販売予定先などは決まっていたようなので、下記情報を整理し、具体的に数字を作り上げていきました。

• 年間稼働日数。定期メンテナンスのシャットダウンや、連休時の運用を考慮。
• 月、週、日あたりの目標生産数量
• 機器運用に必要な作業者数
• 間接業務に必要な作業者数
• 原料および製品の保管スペース、運搬方法、払い出し日数
• 機器予備品、消耗品の保管スペース　など…

レイアウト設計

工場運用計画を具現化するのと並行して、レイアウト設計も仕様を固めていきました。
下記項目などを都度確認しながら、案出しを行い徐々に理想形へ近づけていきます。

• 機器配置はプロセスに沿って行われており、無駄な移動や配管が発生しないか。
• ユーティリティ配管や電気・計装ケーブルは最短距離となるか。
• 作業空間や機器メンテナンススペースは確保してあるか。
• 機器調達日数を考慮すると、施工日調整などで事業開始日が遅れないか　など…

仕様書作成

機器メーカー様へ提出している仕様書において、どちらが何をどこまで行うか明確で無い項目もあり、追加仕様による増額や納期遅延の可能性があったため、購入仕様書を再作成しました。

• プロジェクト概要。目的、場所、納期など
• 機器要求仕様。処理能力、台数、付属工事有無など
• 各自の所掌範囲。各種書類作成、中間検査立会、輸送、据付、付随工事など
• 保証条件、その他注意事項　など…

些細なことでも、ご遠慮なく相談ください